デジタルテスター使用方法
デジタルテスターの使用方法
アーシングを始めると
- 本当にアースにつながっているの?
- 体表電圧ってどう測るの?
- 抵抗値はどこを見ればいいの?
という疑問が出てきます。
そんな時に活躍するのが
デジタルテスター(マルチメーター)
です。
難しそうに見えますが
実際にアーシングで使う機能はほんのわずかです。
①導通チェック
②体表電圧測定
③抵抗測定
この3つだけで十分です。
①まずはアースを用意する
測定を始める前に
基準となるアースを用意します。
- アース端子
- アース棒
- アース付きコンセント
などが代表例です。
まずは
「ここが地面につながっている」
という基準点を確保しましょう。
②導通チェック
導通とは
電気的につながっているかどうか
を確認することです。
何を確認するの?
- アーシングコード
- リストバンド
- アーシングサンダル
- 自作グッズ
など
配線が途中で切れていないか確認します。
また、断線以外にも、素材がそもそも導通していない(絶縁素材)可能性も考えられます。
近年の鉄アレイやダンベルは
表面がコーティングされているものが多く
見た目は金属でも
実際には導通しないことがあります。
そもそも鉄アレイはアーシング用品ではありません。
しかし自作アーシングの世界では
「金属っぽいものなら使えるのでは?」
という発想から
意外なものを流用しようとすることがあります。
ここで役立つのがテスターの導通機能です。
見た目が金属でも
コーティングや表面処理によって
絶縁されているケースは非常に多い。
「金属に見えても導通するとは限らない」
まずは身の回りの色々な金属(っぽいモノ)の導通をテストしてみましょう!
測定方法
テスターを導通モード(ブザー)に設定し
両端へテストリードを当てます。
音が鳴らなければ
素材が絶縁されているか、どこかで断線している可能性があります。
③体表電圧を測る
アーシング界隈でよく登場するのが
体表電圧測定
です。
測定方法
- テスターを交流電圧(ACV)に設定
- 黒リードをアースへ接続
- 赤リードを手で持つ
すると
人体が周囲の電場から受けている電圧を測定できます。
ポイント
測定値は
- 測定する場所によって違う
- 周囲の電場環境によって違う
- 電化製品との距離によって違う
- 電場の強さによって違う
ため、数値そのものより
変化量を見る
ことが大切です。
④アース接続時の体表電圧を測る
続いて、
アーシング前後で測定値がどのように変化するか確認してみましょう。
測定方法
- 体表電圧を測定する
- 身体をアースへ接続する
- 再度体表電圧を測定する
測定手順としては非常にシンプルです。
↓
アースへ接続
↓
再度測定
↓
アースが機能しているか確認する
ここで確認したいこと
重要なのは
「何ボルトだったか」ではなく、「数値が変化したかどうか」
です。
体表電圧は
- 測定する場所によって違う
- 周囲の電場環境によって違う
- 電化製品との距離によって違う
- 電場の強さによって違う
ため
絶対値だけで判断することはできません。
そのため
「高い・低い」を競うためのものではなく
アースが正しく機能しているか確認するための測定です。
⑤抵抗を測る
アーシングで抵抗測定を使う場面はそれほど多くありません。
しかし
- アーシングマットの確認
- ESDグッズの確認
- 自作グッズの素材選び
- 金属や導電素材の比較
などでは役立つことがあります。
抵抗とは?
抵抗とは
電気の流れにくさ
を表す値です。
一般的には
- 抵抗値が小さい → 電気が流れやすい
- 抵抗値が大きい → 電気が流れにくい
という関係になります。
アーシングで測るもの
私の場合
抵抗測定を使うのは主に
- 市販アーシングマットの確認
- ESDリストバンドの抵抗確認
- 自作グッズの導電チェック
- 金属素材の比較
といった場面です。
例えば
- 銅
- アルミ
- ステンレス
- 導電布
などを比較する際に測定することがあります。
まずは導通チェックで十分
実際のところ、アーシング初心者の段階では
導通チェックができれば十分です。
抵抗測定は、素材やグッズの特性を詳しく調べたい時に活用する機能と考えるとよいでしょう。
抵抗に関する詳細は、こちらの記事にて詳しく解説しております。
まとめ
アーシングでデジタルテスターを使う場合
覚えることはそれほど多くありません。
- アースを準備する
- 導通を確認する
- 体表電圧を測る
- アーシング前後を比較する
- 抵抗値を確認する
アーシンググッズの状態確認や
自作グッズの安全確認に欠かせない便利な道具です。
まずは身の回りの金属や自作に使うパーツの導通チェックから始めてみましょう。